florisryo

Julia

光学フォノン、音響フォノン(光学的振動、音響的振動)について

はじめに光の勉強をしているとラマン散乱やブルリアン散乱といった言葉に出会うことがある。特に光ファイバーなどの光の閉じ込め作用や作用長が長いときに、この現象は顕著になる。このとき、これらのラマン散乱とは光学フォノンによるもの、ブルリアン散乱と...
Julia

標準偏差、母分散についての信頼区間の求め方とJuliaを用いた計算例

はじめにメーカーで働くとき、部品の性能について頭を悩ますことは多いと思う。基本的な測定誤差の解析や考察には計測における誤差解析入門がとても読みやすかったので是非購入してほしい。特に今回は分散値はどのくらいのサンプル数があればある程度信頼でき...
Julia

VSCode+Juliaで、Jupyterノートブックにコピペできるグラフを描く方法

最近Juliaを使い始めていろいろやり始めたのですが、もともとがVSCode+python+jupyterの甘えに甘えた環境&コード生成だったのでいろいろ障害が発生しました。その中で特に困ったのがグラフの表示方法でした。
光学

階段の数とバイナリ回折格子の効率について

はじめにバイナリ回折格子において、どのくらいの階段数になると性能が上がっていくかを定量的に計算したいと思ったのでこの記事を書いた。また、今回初めてJuliaを使って計算したが、変数名などをきれいに書くことができたのでよかった。他にもサイトを...
Python

物理でよく使われる近似式はどこまで成り立つか

はじめに物理の勉強をしていたり、研究/業務で取り扱っていると自然と近似計算を使っておおよそのオーダー感や数値感を計算することが多くなっている。しかし、なかには近似式で計算していいのか微妙な場面に出くわす。この時は素直にちゃんと計算したほうが...
光学

メタアトムの大きさによる屈折率の急激な変化について-共鳴格子-

はじめにメタサーフェイスの設計法のうち、メタアトムの形状ごとに位相差と透過率を計算し、ライブラリに落とし込む。また、必要とする光学の位相差関数を別途計算する。ここで得られた位相差関数をみたすようにライブラリからメタアトムの形状を呼び出し、理...
Python

レイリー散乱による空の色についてに具体的考察-準備編-

はじめに空の色はなんで青いのかといった質問に対しては「レイリー散乱による光の波長依存性の影響」といった回答が多くされている。これは実際に学研の110番や検索を入れたときトップに出てくるページなどでもあるように、わりと語りつかされていると思う...
Python

引用の書き方とPythonコードによる自動変換

はじめにサイトとか社内技術文書とかを書いていると、学術論文等の引用を行いたい場面が出てくると思う。一方、Zotaroなどのフリーソフトをダウンロードしずらいといった場面が出てくると思う。そこで、今回は手動でのやり方とPythonコードによる...
その他

raspberry piの基本的なセキュリティ対策

はじめにもこうさんの配信を追うためにラズパイを使いたい機会が出てきたので、改めて自分なりに再度セキュリティ対策を学びましたので、まとめておきます。下記サイトを参考にしました。買ったらまず実施!RaspberryPiのセキュリティ対策 #Se...
Python

クラマース・クローニッヒの関係(Kramers-kronig relaion)についての直感的理解

はじめにクラマース・クローニッヒの関係(Kramers-kronig relaion)とは線形応答における周波数応答関数の実部虚部がヒルベルト変で関係づけられることを示した式である。1926年にラルフ・クローニッヒ、1927年にヘンリク・ア...